こんにちは、りょーたです!
電車、ジャングル、砂漠、どこにいても高音質で音楽を楽しめる高級イヤホンですが、値段が高いだけにケーブルが断線したりして使えなくなってしまうのは嫌ですよね!
そうなった時にケーブルだけ交換できる、ケーブル着脱機能が今の高級イヤホンには大体搭載されています。
ケーブルを交換できるのは良いけど、プラグの種類がいくつもあってどれが良いのかわからないという方も多いかと思います。
なのでそれぞれのプラグのメリットデメリットを紹介したいと思います!
目次
MMCXプラグ
高級なイヤホンを一つでも持っている人は聞き覚えもあるかと思います。
リケーブルのプラグの中でも最も有名でメジャーなのがMMCXプラグです!
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メリット
・最も採用機種が多いためリケーブルの選択肢が多い。
・ケーブルの価格が比較的安価。
・同軸プラグのため、接続した状態で回転するのでイヤホンの装着がしやすい。(人による)
デメリット
・接続時の固定をオスプラグのリングで行うため、ケーブル着脱を繰り返すとリングがへたって抜けやすくなってしまう。
・MMCXプラグの磨耗により接触不良が起きやすい。
ちなみにイヤホン側のMMCXメスプラグに起こりやすい症状について記事も書いたので興味のある方はこちらも読んでみてください。
カスタム2pinプラグ
こちらもMMCXプラグほどではありませんが多くの機種に採用されている有名なものになります。
カスタム2pinとは言いますがカスタムIEMだけでなく普通のイヤホンにも多く採用されています。
厳密に言えばピンの太さが違ったり形状が若干異なるものもありますが、性質としてはほとんど変わらないため一緒に紹介します。
メリット
・MMCXの次に採用機種が多いのでリケーブルの選択肢も比較的多い。
・ケーブルの価格も比較的安価。
・プラグの接触不良が起きにくい。
デメリット
・接続時の固定の方法がメスプラグのピン受けで挟み込む形で行うので、高頻度で着脱をしていなかったとしてもプラグに負荷を掛けると抜けやすくなってしまう。
・他のプラグに比べて負荷に弱く、力が加わるとピンが曲がってしまう。
埋め込み式 2pinプラグ
こちらはカスタム2pinプラグの「ピンが負荷に弱い」という部分を補った規格のプラグです。
イヤホン側に埋め込むタイプとケーブル側に埋め込むタイプがあります。
メリット
・プラグの接触不良が起きにくい
・負荷が分散されるためピンが曲がりにくく、抜けやすくなったりすることも少ない。
デメリット
・埋め込み式 2pinプラグといってもメーカーによって規格が若干異なるので、リケーブルの選択肢が若干少なめ。
・MMCXプラグ、カスタム2pinプラグに比べるとケーブルの価格が少し高い
JH Audio Roxanne 4pinプラグ
こちらはJH AudioのRoxanneというカスタムIEMに初めて採用された独自規格のプラグです。
メリット
・ロック機能が付いており、ケーブル接続をしてロックすることによりプラグの負荷を抑えることができる。
・ロック機能によりケーブルが外れやすくなることが極めて少ない。
・このプラグを採用したケーブルのほとんどでL、Rの低域のバランスを調節する機能がある。
デメリット
・この規格を採用したイヤホン自体がとても限られているため、イヤホンの選択肢、ケーブルの選択肢共に少ない。
・ケーブルの価格が結構高い。
A2DC
こちらはオーディオテクニカが独自開発したMMCXの欠点を補ったプラグです。
メリット
・同軸プラグのため、接続した状態で回転するのでイヤホンの装着がしやすい。(人による)
・プラグ部分の負荷に強く、比較的接触不良も起きづらい。
デメリット
・独自規格のため、ケーブルの選択肢が少ない。
・ケーブルの価格もMMCX、カスタム2pinなどに比べると比較的高い。
まとめ
それなりに大雑把にカテゴリー分けをして紹介してみました!
ちなみに高級イヤホンだとカスタム2pinでイヤホン側が埋め込みのプラグだったりするのもあります!
その場合、プラグに負荷が掛かりにくいし、ケーブルの選択肢も多いのでユーザーにとっては嬉しい仕様です!
やっぱり僕的に一番ちょうど良いと思うのは埋め込み式の2pinですかね?
埋め込むとプラグの部分だけに負荷もかからないし、ケーブルの値段もそれなりで選択肢も豊富。
耐久性的にはJH Audio Roxanneの4pinが良いんだろうけど、なんてったって対応機種が少ないし値段高いし。。。
イヤホン選びでやっぱり一番重要なのは音質なんだけど、プラグの部分も少し考えて選んだら長くイヤホンを使う上で役に立つかなと思います!
ではでは!
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