こんにちは、りょーたです!
皆さんは普段何を使って音楽を聴いていますか?
イヤホン?ヘッドホン?またはスピーカーでしょうか?
僕は外出中はイヤホン、自宅ではスピーカーと使い分けています。(一般的な使い方でしょう)
普段スピーカーで音楽を聴く方はこんなこと一度は思ったことありませんか?
「このスピーカーの音を外でも聴けたらなぁー」
イヤホンとスピーカーどっちも拘っていて思うのは音楽の空気感の違い。
10万円のイヤホンとスピーカーだったらやっぱりスピーカーの方がどうしても音が良いと感じてしまうんですよね!
今まで高級なイヤホンといえば音の粒立ちを感じれたり、透き通ったクリアな音が楽しめましたが、どうしても音場、空気感という面ではスピーカーにはとても敵いませんでした。
そこで出てきた「耳に入れるスピーカー」という変わったコンセプトで登場した新製品のイヤホン、INAIR M360が今回手に入ったので実際に使用して見ました!
INAIR M360
画像は商品のパッケージのものです。
このイヤホンは有線タイプのブラックカラーモデルです。
実売価格11880円ですが結構しっかりしたパッケージですね。
開封すると「人類はまた、新次元の音楽体験へ」の文字が。カッコイイ。
はい、イヤホン本体です!
ぱっと見はコンパクトなカナル型イヤホンですが先端部分はイヤーピースではなくスポンジです。これが大きな特徴でしょう。
実は開発時一番苦労したのがこのスポンジ部分だそうです。
適度に音を外に逃がすこのスポンジはスポンジの塊から削り出して作っているそうです。
そしてスポンジを外すとこのようになっています。
イヤーピースのようなシリコンのパーツがありますが取り外しはできません。
そしてステムというものはなく先端にダイナミックドライバーが設置されています。
この部分がM360の1番の特徴でしょう!
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ファーストインプレッション
まず装着感です。
今まで無い感覚ですが特に違和感はなく、しばらく付けているとスポンジが馴染んで付けている感覚が殆ど無くなります!
装着感は評判通りかなりイイですね!これなら長時間の使用も疲れなさそうです!
そして、愛用のAK240に接続して音楽を流して見ると。。。
音量が小さい!!
別に問題がある訳ではありませんが普段僕が使っている6BAのカスタムIEMと比べると音量が取りづらいようです。
普段のカスタムIEMの場合、プレイヤーの音量は78で十分でしたがM360だと110で丁度よく感じます。
パワーの低い音楽プレイヤーを使っている方はもしかしたら物足りなくなるかもしれません。
音量をあげてとりあえず1曲聴いて見た感想は。
めっちゃ良い!!!
まず音場はやはり広いです!スピーカーほどではなくても開放型ヘッドホンのような空気感が楽しめます!
音はフラット気味ですが若干高音域が強く、低音域は逆に物足りなく感じます。
音の傾向としてはスッキリしていて乾いた音がします。
M360は装着方法に少しコツがあり、イヤホン全体が耳に収まるような形で装着するのが良いようです。
そうすることで低音が聴こえやすくなりますが、やはり低音は少なめですね。
解像度は高くもなく低くもなく値段なりですね。
ただ、音場はかなり広く、他のイヤホンでは体験できない音なのでコストパフォーマンスは高いんじゃないかと思っています!
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悪かったところ
さて先ほどまで良いところを多く述べてはいましたがしばらく使って悪かった点についても述べていきたいと思います。
まず、音質については好みが分かれるところでしょう。
低音がどうしても控えめで、しっかりと低い音も鳴らせるイヤホンが好きという方には不向きでしょう。
また、1番のデメリットですがジャンルで分けるとインイヤーイヤホンに当たるであろうM360は遮音性は基本的にありません。
自宅で使用した時はとても好印象だった音は外出中、特に電車の中では音楽が楽しめないくらい音がごちゃごちゃになります。。。
逆に言えば環境音が聞こえないと怖いと思う方にとってはいいかもしれませんが、もともと低域が苦手なこのイヤホンだと環境音で低域が消されて軽いチープな音に変わってしまいます。
この時点で僕的には今後全く使わないであろうイヤホンという評価になってしまいました。。。(家ではスピーカーを使うしね、、)
やはりカナル型イヤホンやカスタムIEMの遮音性は偉大です。
ちなみに音漏れに関してはそこまで気になるものではありませんでした。ドライバー部分が耳の奥まで入っているからでしょうか?
まとめ
遮音性の低さはわかっていたことですがどうしても低音が隠れてしまうのが残念な点ですね。
音的には凄く良くて新感覚なので家でスピーカーは音漏れ怖くて使えない!という方には是非おすすめしたいですね!
通勤通学中に使いたいという方にはあまりおすすめは出来ません。。
ただコンセプトは面白く、改善を重ねれば非常に良いイヤホンに化けそうな可能性を感じました!
eイヤホンというイヤホン、ヘッドホンの専門店で視聴も出来るので気になる方はチェックして見てはいかがでしょうか!
ちなみにYouTubeの動画をこのイヤホンで見ているとたまに、イヤホンを外してスピーカーから音が出ていないか確認するぐらい錯覚する時があります。笑
ではでは!
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