こんにちは、りょうたです!
断線してもケーブルを付け替えることで復活させられるケーブル着脱式のイヤホンは便利ですが思わぬデメリットがあるのをご存知ですか?
ある程度高級なイヤホンだとリケーブルに対応しているものも多いのですが、新品のケーブルに付け替えたにも関わらず、音が途切れたり、イヤホンからケーブルが外れやすかったりすることがあります。
ケーブルに問題がある場合は返品対応してもらえば良いですが、必ずしもケーブルが悪くて接触不良が起きるとは限りません。
問題があるのはイヤホンかも?!
もし購入したケーブルに問題が無いとしたら、必然的にイヤホン側に問題があることになります。。
何が原因で接触不良が起きたり、イヤホンからすぐに外れたりしてしまうのでしょうか?
原因を症状別で説明したいと思います。
音が途切れる、または出ないなどの接触不良の場合
症状が接触不良の場合はイヤホン側のプラグ(以下メスプラグと表記します)のピン受けが広がっていることが原因です。
ピン受けとはメスプラグ側のケーブルのピンを挟み込む端子です。
イヤホンは使っているとだんだんメスプラグのピン受けが広がっていきます。
特にイヤホンのプラグの接続部分に負荷が加わると簡単にピン受けは広がってしまいます。
実際にMMCXのメスプラグで比較してみます。
1枚目の画像がピン受けに広がりのない問題ないメスプラグです。
2枚目の画像はピン受けが広がってしまっているメスプラグになります。
画像では分かりづらいですが実際に見てみると若干広がっていることがわかります。
ピン受けが広がっているとケーブルのピンとの接触がしっかりされず、接触不良が起きてしまいます。そうなるといくら新しいケーブルを買っても接触不良が起きてしまいます。
汚れを取り除いたりピンの広がりの直し方の記事もありますので興味があればこちらもご覧ください。
ケーブルをちょっと引っ張っただけでイヤホンから外れてしまう場合
こちらはイヤホンのプラグのタイプによって原因が少し違います。
2pinタイプのイヤホンの場合は先ほど説明したようにピン受けの広がりが原因です。
2pinのプラグは固定もピン受けの挟み込む力でするので、長く使用しているイヤホンやプラグに負荷をかけてしまったイヤホンだとピン受けの広がりが原因ですぐ抜けたり、接触不良が起きたりします。
2pinのイヤホンはプラグのメンテナンスが構造上難しいので、日頃からプラグに負荷がかからないように意識して使うことが大切です!
MMCXタイプのイヤホンの場合はプラグの磨耗が原因です。
プラグに負荷をかけたり、頻繁に着脱を行うのが原因でメスプラグは磨耗してしまいます。
MMCXの場合はケーブル側のプラグについているリングをメスプラグの溝に引っ掛ける形で固定するのですが、この溝の磨耗によってうまくリングが引っ掛かられなくて簡単に外れるようになってしまいます。
MMCXのメスプラグは意外と複雑で精密な端子です。イヤホンの使い方によっては半年でも磨耗してしまいます。
特にイヤホンのケーブルを使い分ける習慣がある方は注意したほうがいいかもしれません。
ケーブルは一度イヤホンに接続したら壊れるまで挿しっぱなしが一番安心ですね〜。
まとめ
リケーブルできるイヤホンは丁寧に使えば長く愛用できますが雑に扱うと長持ちしません。。
アイフォンの付属イヤホンみたいな扱いはせず愛情を持って優しく使うのが大事ですね!笑
それともし接触不良が起きた時にイヤホンのメンテナンスを自分でするのが不安な方はSolidSoundのリケーブルをオススメさせて頂きます!
接触不良などが起きた時にイヤホンとケーブルをまとめて送れば、どちらに問題があるか検査し、ケーブルに問題がない場合でも無料でイヤホンメンテナンスサポートが可能です!
良いイヤホンはリケーブルできるものも多いので、長持ちするように大切に使いましょう!
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[…] ちなみにイヤホン側のMMCXメスプラグに起こりやすい症状について記事も書いたので興味のある方はこちらも読んでみてください。 […]